クルセイダーズ 強みであるラインアウトモールの裏をかくサインプレームーブ動画でもご覧下さい。

set attack

スーパーラグビー round 11 クルセイダーズ vs ライオンズ 。ラインアウトモールの強さに定評のあるクルセイダーズ。ゴール前では大きな武器となっている。ライオンズが警戒する中、裏をかくムーヴ(サインプレー)。状況を読み的確な判断でトライを量産するSR チャンピオン。そのトライを映像とポジショニングシートで解説致します。 

ラインアウトモールと見せかけるポジショニング。

  • 6menでセット。7(FW)がデリバリーポジション(SH)に入ることにより、ジャンパーがキャッチ→着地→7リップ→モールドライブのフォーメーションになるので、DF側はモールを警戒しジャンパー中心に集まる。
  • ライオンズはラインアウトモールの他に、ワイドへのキックパスをマークする為、BW(ブラインドウィング)をDFライン内に立たせ、DF15はややワイド目にポジショニングをとる。

フィニッシュコースを作る為の誘導

  • ラインアウトモールに見せかける為、ジャンパーは着地してからデリバリーする。
  • 2はスローイング後、右サイドへ移動。
  • ラインアウト裏で控えている9はジャンパーが着地したと同時に、ショートサイドにディコイラン。
  • 2は移動の流れで目の前のスペースに走り込む。(DF14が当たり前のようにくる)
  • 12は2からのショートパスを受けるコースを取る。
  • テール(最後尾)の1はフィニッシュコースを作る役割の1つとして、モールサイドデイフェンスのポストとしてのポジションするべきDF8を、ラインアウトモールへ巻き込むことが大きなポイントとなる。
  • 11は一旦ショートサイドへ行くと見せかけ、2のインサイドへ入る。

この瞬間ジョージ・ブリッジのTRYへのレールは敷かれていたようですね。

下の画像より ①から④の仕掛けがこのトライを生んでることは間違いありませんが、このラインアウトからのアタックの前にも、ゴール前までモールを押し込みましたがギリギリで取りきれませんでした。その印象をライオンズに与えた上で、ムーブへの戦略変更。流れを読み正確な判断がもたらしたトライでもあります。

set attackアタック
スポンサーリンク
ランギをフォローする
Japan Rugby Labo in the world

コメント

タイトルとURLをコピーしました