スーパーラグビー2020 ラウンド7 ハリケーンズvsチーフスよりコネクト部分を切り裂いたラインアウトからのサインプレー!細かいポイントを紐解いていきましょう!
セット時点で相手の裏をかくポジショニング
ラインアウトモールと見せ掛けるためのポジショニング
- ラインアウトはオールメンだがSHをイン、7がSHのポジションに入る。
- ラインアウトのフォーメーションからモールドライブを連想させ、相手FWを15mエリア内に留めておく事を狙いとする。
※ チーフス側(デイフェンス側)はラインアウトの人数を減らしBKラインディフェンスを6人にし、アタック側と人数を合わせオープンサイドのキックパスにも対応できるディフェンスフォーメーションを選択している。(この様なDFフォーメーションの場合は本来人数の優位性からラインアウトモールを選択しても良いかと思うが、チーフスサイドではラインアウトモールはないと分析結果だったのだろう。)
- ①ラインアウトモールのフェイクを入れ敵FWは寄せる。重要なポイントとして、
- がスローイングと同時にAT7がオープン側に開き9(SH)がウォークアウトし7のポジションに入り 9→7へパスをし何かしらのサインプレーに繋げるか(オールブラックス が使うサイン)
サインプレー(ムーブ)全体の動き
- ラインアタックにフォーカスさせる為に14、15の裏のランナーの動きも正確に行う。
- 11をワイドセットさせライン側へのキックパスも意識付させる。
ラインアウトの中から仕掛けは始まってる。
- レシーブは後ろから3番目の4に合わせ6・5がリフターとなる。6に合わせ3・4がリフターにしても良いが、645プラス3でDFの5を確実に巻き込む選択をとる。
- 7に対してDF1がコミット
- 10(SO)の内にセットしていた14がオープン側へ動きだしたのでDF2は14は捨て10へハイプレッシャーを掛けに行く。
- 下のシートには載っていないが DF7は10をノミネートし
- AT9は7がパスアウトするまでDF1・2の視界に入らない様に7の裏に隠れる様ゆっくりと動き始める。(黄色い点線部分をゆっくりと)
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