2019関東大学ラグビーリーグ戦 中大ラグビー部今年を占う初戦

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今回も大学ラグビーの記事を投稿させて頂きます!2019 年中大の仕上がりはどうだろう。2014年から4期連続で全日本大学ラグビー選手権に出場した中央大学、昨年は最下位と苦しみながらも入れ替え戦で1部残留を決めた。今年度より新たに招かれた遠藤ヘッドコーチは意識改革とともに春からハードワークを重ねる中、最も重要視したのが「スピード」だった。留学生のいない中大は判断するスピード、ディフェン・アタックのセットするスピードをあげ、より早く仕掛け敵を混乱させ自分たちの形に持っていく。ここから勝機を見いだすのが今シーズンの中大のスタイルと考えられる。 RUGBY REPUBLIC より遠藤HCインタビュー

予想以上に大きかった王者の壁

キックオフから間も無くターンオーバボールを中大がワイドに仕掛け大きくゲインしゴール目前まで迫る。中大ボールのセットスクラムからクイックアウトでSH成田がサイドに仕掛けトライ。このトライ直後から東海の怒涛の攻撃が始まった。自陣からもワイドに展開し、中盤ではエッジからFWのユニットアタックで中大バックスを巻き込みクイックで外に展開しオーバーラップを作り出しトライを重ねる。さらに東海大は自陣から仕掛けディフェンラインの中央を突破しロングゲイン、クイックでワイドに展開しまたもやトライ。中大も中盤エリアから反撃に出るも各ユニットのフェイズアタックはなかなかゲインを破れなかった。東海は後半に入っても強力FWが前へ出てバックスへ展開、強靭かつ俊足の両WTBがデイフェンスを振り切りトライラインを破る。80分が回りスコアは 21-100と予想外の得点差となった。

次戦に向けて

中大は後半12分セットスクラムからテンポの速い理想的なトライを奪った。バックス陣は堀井・米沢・杉本・竹ノ内とスピードランナーは多く敵陣・22m内に入れば得点できる形はある。敵陣に入るためにキック・エリア戦略はあったと思われるが、前半から得点の開きがあったため、自陣からの少々無理なアタック(せざるを得なかったのだろう)がさらなる点差を生んだようだ。次へ繋がるチャレンジをする判断を下したのだろう。課題はやはりディフェンス。前へ出ているが接点で仕留め切れない、出ているが差し込まれてる、単純にはずされる。バックスのディフェンスは詰めてるようだが詰め切れない、カバーディフェンス・バックアップのディフェンダーがはずされてしまう。(言いたい放題言って申し訳ありません)

これらは当たり前のように修正していかれると思いますが、一つ気になる点が、タックル後のボールへのコンテスト&ファイトをもっとするべきではと。ディフェンスセットのスピードを上げるのと同時に、ボールに絡み再獲得(リゲイン・ジャッカル)を狙うorスローダウンさせることでディフェンスラインを整え再度ラッシュアップ出来る。テンポ良く攻められるのはこれも含めてではないかと思います。(言いたい放題言って申し訳ありません。言うだけなら簡単ですよね。)

中大ラグビー部の皆様 次戦へ向け巻き返しを期待してます!関東大学ラグビーリーグ戦、大学ラグビー、日本ラグビーを盛り上げてください!

YouTubeの動画の名前やメンバー表その他間違いがございましたら申し訳あざいません。お許しください。

vs 東海大 第1戦 メンバー

1有藤孔次朗(173/101/21) 日川FW
2村田康太朗(172/98/22) 東京
3茂原隆由(188/116/19) 高崎工業
4岡野季樹(192/101/21) 県立日立第一
5青木智成(189/103/21) 東京
6鈴川琉生(181/98/19) 大阪桐蔭
7石渡健吾(173/83/22) 東京
8鬼頭悠太(170/94/22) 大阪桐蔭
9成田圭(166/72/21) 明和県央HB
10侭田洋翔(175/78/20) 東農大二
11堀井拓哉(180/95/21) 国学院栃木TB
12久保慎太郎(180/90/21) 大阪桐蔭
13綿引寛人(173/85/21) 国学院栃木
14米沢慧剛(180/85/21) 茗渓学園
15杉本崇馬(180/80/18) 佐野日大FB
16鈴木康平(173/95/19) 桐蔭学園Re.
17荒川遼司郎(169/97/21)都立北園
18竹内悠(182/122/21) 国学院栃木
19新島啓友(183/94/22) 国学院栃木
20山本大二朗(177/94/20) 東京
21山本凌介(167/67/19) 國學院久我山
22青山真(172/82/21) 関東学院高
23竹ノ内建太(178/81/20)国学院栃木

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